現在、多くの大学で採用されている「総合型選抜」「AO入試」の実施件数が2024年度にはついに一般入試を上回りました。
総合型選抜・AO入試はある分野に特化した学生を募集するもので、徐々に主流になりつつあります。この方式が登場してきた頃は「一発芸入試」なんて揶揄されていた時代も。
しかし、現在は学生の秀でた技術や個性に重きを置く大学が増え、それに伴い一般入試で求められる技術や知識、経験をはるかに超えるものが求められるようになりました。
「AOなんて楽勝だよ」と思っているそこの君!全国各地の「神童」と呼ばれる学生たちと戦うことになることを、いま一度理解しよう。
音大や芸大の総合型選抜・AO入試は、大学によって様々な試験内容となっています。主要5教科の筆記試験こそ無いものの、実技試験を含む場合でも単にピアノやヴァイオリン等の演奏技術力だけで判定されることはまずあり得ません。同時に、面接と小論文だけ、という大学まであり、その内容は様々です。
では、その分カンタンに合格できるのでしょうか。
答えは「NO」です。
むしろ主要5教科の試験がない分、演奏技術は抜きん出ていなくてはなりませんし、面接や小論文だけという場合でも相当な音楽的見識や経験が求められます。つまり、総合型選抜・AO入試の方が倍率も高くなり難易度が高いと言えます。
千葉音楽院では一つの楽器に集中することはもちろん可能ですが、同じビルの中で様々な音楽や音に関わる「本物の仕事」が日々行われており、それを目の当たりにすることができます。
たとえばテレビCMやゲーム音楽の作曲や効果音制作、ラジオ収録やレコーディング、音響分析、MIDIプログラミングなど多岐にわたります。隣のスタジオでテレビ撮影をしているなんて時も・・・。
また、触れたことのない楽器に触れる事も可能です。シンセサイザーや沖縄三線といった珍しい楽器もたくさんありますから、興味のおもむくままに豊かな音楽体験が可能です。
そして「音楽分野で起業したい!」という夢を持った学生には、複数の音楽系企業の代表を務める本楽院長が直接アドバイスや指導をする事も可能です。
総合型選抜・AO入試の対策は、将来の夢や目標が設定された上で、いかに逆算ができているか、という点も重要です。
「大学でやりたい事を探します」
聞こえはいいですが、こんなことを言っていたらまず総合型選抜・AO入試には合格できません。
面接官や試験官は何百人も受験生を見てきているわけですから、その場限りのマニュアル通りな面接や小論文は簡単に見抜かれます。また、どれだけ面接の練習をしても、変化球な質問はたくさん寄せられます。ですから、真に「自分にとって音楽とはなにか」を考え、そして実体験から得た圧倒的な自信をもって臨まなくてはなりません。
千葉音楽院は音楽を指導するだけではなく、
音楽に対する考え方や目標設定に至るまで、
生徒ひとりひとりしっかりと向き合い
指導することが可能です👍